さらば夢想の日々

脳をフル回転させ言うとんねん

2022.06.26_人造エネミー

アニメ「メカクシティアクターズ」とはいったい何だったのかということを今でも考えるときがある。


mekakucityactors.com


Wikipediaで確認してみると、いわゆる「カゲロウプロジェクト」というボカロ楽曲群は2011~2013年あたりにかけてリリースされていたらしい。


まだ高校生だった自分はこれを聞いてカゲプロひいてはボカロに本格的にハマり、ニコニコ動画のランキングをチェックし、お気に入りの曲があればそれをPSPに入れたりしていた。裏を返せば、お気に入りのボカロ曲をPSPに入れるようなタイプの高校生だった。良くも悪くも。


そしてカゲプロのアニメである「メカクシティアクターズ」が放映されたのは2014年。恐らくはボカロがまだまだ盛り上がっていた時期(のはず)で、当時自分は大学生だった。


深夜、期待に胸を膨らませながらテレビの前で放送を待っていると、やがて1話が始まった。制作会社であるシャフトの演出とともに、楽曲内での登場人物でしかなかったカゲロウプロジェクトのキャラクター達がテレビの中で動いている。


「あんまり面白くないな」というのが1話を見た感想だった。


最終話まで見てもその感想が変わらなかった。


「面白いと思えない」というのがこのアニメに対する嘘偽りない感想だった。批判ではなくあくまで個人の感想であって、この作品を面白いと思った人のことや作品自体を否定する意図はない。けれど、初見でもなければアンチでもない、むしろファン寄りであろう自分でさえそんな思いを持った。


自分の中のVOCALOIDに対する熱が、水でも打たれたかのように急速に冷めていったのはそれからだった。


この「メカクシティアクターズ」を機にVOCALOIDというコンテンツから離れたのはきっと自分だけではないと思う。


コンテンツとして嫌いになったわけでも、アンチとして叩くようになったわけでもない。ただ距離を置いた。そうさせるだけの何かがあのアニメにはあった。


メカクシ完了。


もう俺達にはメカクシなんて行為は許されないんだよな。社会という現実を直視することを強いられているから。


自分の金銭感覚には「スシローに何回行けるか」という基準があるので、月に8000円の出費であれば「スシローに月6、7回行けるな」となってしまう。


ジムの月会費が高いという話です。通いたいんですけどね。


ションボリルドルフ


youtu.be

2022.4.11_きみの愛馬が!

ンマ娘がリリースされて以降ちょこちょこと競馬をやっており、順当に負けている。でもギャンブルってきっとそういうものだよな。負けるのを前提として、マイナスになっても許容できる範囲で楽しむんだよ。


使う予算はだいたい週1,000~2,000円程度である。自分の中では今のところこの額が「趣味としての出費」の範疇なのでいいが、競馬を始めた当初と比べると賭ける金額がこれでも緩やかに上昇している。最初は週500円と決めていた。


ところがTwitterを眺めていると、躊躇なく万単位で賭けている人が大勢いる。他人と比べるものではなく、自分が楽しめる金額で賭けるのが一番いいのだけれど(当たり前ですが)、そういう人を見ると金銭感覚が狂いそうになる。


もし俺も本格的に競馬にのめり込み平気で金を注ぎ込んだ結果、借金までするようになったらどうしよう。死ぬしかないか。死にます。


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↑それはそれとして、俺が買った桜花賞の馬券がこれ。


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↑これがレース結果。


俺の頭がもう少しでも悪かったら「ぴえん🥺」って言ってるところだよ。


言い訳ですが、自分の考えていた馬券の候補としては以下の4つでした。本当です。


①16.サークルオブライフから馬連流し
②6.ウォーターナビレラから馬連流し
馬連ボックス
④三連複ボックス


②③④のどれかを買っていたら当たっていたが、俺が買ったのは①。


この中で唯一の不正解を選んどるやないか。


ウォーターナビレラから買っていたら。ボックスにしていれば。


こういう「たられば」も競馬の楽しみのひとつなのかもしれない。


今週はマイナス2000円です。


性加害なんて一切したことがない俺よりも、性加害疑惑のある映画監督の方が社会的に評価されていたという事実。おかしいだろ。


「歩いてたら男にナンパされた」「道で声をかけられた」みたいなことをわざわざSNSで報告する女、たまにいますし、いましたよね。


自分の“価値“を証明できる手段が他にないんだろ?


新入社員を含めて社員一同ダンスを踊り、その様子を収めた動画を投稿する会社、激キモ組織じゃん。

2022.03.03_大東亜以下➈

23卒の就活が解禁されたらしい。自分は17卒で、あれから6年が経ったことになる。キモいな。時間の流れも、俺自身もキモい。6年経っても未だにキモいなんて、あってはならないことだぜ。


しかしながら、今にして振り返ると就活というイベントは中々に貴重な経験だったのではないかと感じる。なぜか未だに自分が最初に説明会に参加した企業をはっきりと覚えている。


春休み、ぼけーーっとしていたらいつの間にか就活なるものが解禁されていたようだった。働きたくはなかったものの「働かなくてはならない」ことくらいは知っていた俺は、様子見も兼ねて某銀行の学内説明会を聞いてみようと思い立った。学内説明会というのは、企業の担当者がわざわざ大学まで足を運んで説明をしてくれるというありがたいイベントである。


大学の講堂の中にあるホールへと入る。自分を含めた就活生たちがぞろぞろと列をなし、横一直線に並べられたパイプ椅子へと座っていく。やがて説明会が始まる。


壇上に立った人事の話は全く覚えていない。


ただ、周囲を見渡すと皆メモを取っていたことは覚えている。俺は手帳やメモ帳なんてものをひとつも持ってきていなかった。皆が何をそこまで必死に書き取っているのかが分からなかった。今だから分かるが、あんな場でメモを取るべき必要があることなんてひとつもない。


説明会が終わり、黒髪に黒スーツを着た集団にもみくちゃにされるようにして講堂を出る。「俺もこいつらも何をしとんねん」という気持ちになっていた。別のホールでも他の企業が説明会を実施していたようだが、結局そのまま帰った。


不安と苛立ちが募っていた。自分を含め、似合わないスーツを着たガキたちが、社会人という役割を演じたおままごとをしているみたいだった。けれどそれは、才能がある訳でも、一芸に秀でている訳でもない人間が行うべき「生きていくために必要なおままごと」であることも察していた。


なので就活をしました。


皆もどうせ「学生時代に“本気“で力を入れたこと」なんてひとつもないくせに、履歴書やエントリーシートを建前で固めたり、毎日のように「みん就」の口コミを覗いたりしていたんだろ?


先に内定が決まった友人の内定先の口コミや評判を調べて、評判が良かったら嫉妬して、血眼になってその会社の悪評をネットで調べていたんだろ?


その会社の評判が悪かったら溜飲が下がって、「○○の内定先はブラック企業だから」と自分に言い聞かせて、内定を取れない自分への言い訳に使っていたんだろ?


見通してます、皆さんがやっていたことなんて。

最近ラジオを聞きながら仕事してる。なかやまきんに君三四郎のANNとか。


お前、誰をブロックしたかをいちいちツイートするタイプの人間か?


そこまで自分の“お気持ち“に価値があると思っているのか?

2022.02.03_戦場の鳥貴族

鳥貴族、最強かもしれん。鳥貴族、ヤバない?


何がヤバいって、貴族を名乗ってんだぜ。たかが鳥畜生チェーン店ごときがさ。


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↑ヤバない?


今まで酒をほとんど飲まない生活を送っていたが、酒で気分を晴らしたいという目的で鳥貴族へと向かうことが増えてきた。いわゆる酒に逃げるというか、アルコールに救われるような感覚を味わってみたいがために、だいたい月2~3回は行くようになっている。


鳥貴族はいいぞ。


安い、早い。焼鳥も美味しい。Wi-Fi環境も整っている。だからひとりで行くときはタブレットなどを持ち込み、カウンター席で酒を飲みながら映画を観るなんてこともできる。


ということで、この間は鳥貴族で「戦場のメリークリスマス」を観た。坂本龍一ビートたけしが出演しているけっこう昔の映画で、楽曲こそ知っているものの、映画の本編は何だかんだで観たことがなかった。


メリークリスマス。メリークリスマス、ミスターローレンス。


生ビールを飲み干す。追加で酒を注文する。


メリークリスマス。メリークリスマス、ミスターローレンス。


酒を飲み干し、焼鳥を口に運ぶ。次第に「俺はなんでこんなくだらないことをしているのか」という自己嫌悪に陥る。


酒に酔って興奮したような他の客の声も、30分前にタッチパネルで注文した鶏釜飯も、タブレットの画面に映っているデヴィッド・ボウイの演技も、それを観ている自分自身も、それらは確かに本物のはずなのに、そのすべてが下らない紛い物のように感じる。これが酔っている状態なのだとすれば、酒という飲み物はきっと俺に何も良い影響を与えない。


耳に嵌めたイヤホンから流れてくる「戦場のメリークリスマス」の旋律だけが、自分の頭の中で延々と再生される。


メリークリスマス。メリークリスマス、ミスターローレンス。


酒は俺を決して救わないし、人生における逃げ道なんてものをご丁寧に作ってくれやしないんだよな。


ヤバない?


遊戯王、いつの間に「生贄」って言わなくなったの?


スパイダー騎乗位


俺に黙ってスパイダー騎乗位してるんだろ?

2021.12.29_まとめ

まだ何日か残ってはいるが、今年も懲りずに今年を振り返る。


大きな変化を迎えたやつも、代わり映えしない毎日を過ごしたやつも、何かをしたやつも、何もしてこなかったやつも、そこら辺を歩いているやつも、きっとみんなこの時期に今年を振り返っている。今年という概念は振り返るためにあるんだろうな。



【仕事】

お前はいったいどういった仕事に就いているのかという部分はここでは書かないが、仕事に関しては今の会社で3年目を迎えても特筆すべきような出来事は起きず、全体的にのらりくらりとやっていた。


この1年を通して暇でもなければ忙殺されているわけでもなく、残業は多くて月20時間、少ないときで5時間程度だった。ちょうどいい塩梅だと思う。


自分は残業が嫌い、というよりも自分が許容している基準(明確な線が引かれているわけではなく感覚的なものだが)を超えて労働に時間を割かれる事が嫌いなのである。


今はもう月5時間の残業ですら若干「めんど~」となりつつある。前職も前々職も全盛期は月100時間の残業をしていたはずなのに。もちろんこれはチンカスみたいな残業自慢ではなく、ただの事実である。残業時間は自慢にはならない。マウントは取れるが。


少なくとも丸3年は今の会社に在籍していたい、というのが来年の目標でもあり願望かもしれない。3年間働いたら許される、赦されるような気がするんですよね。色々と。



【私生活】

個人的なものに関して言えば「サウナ」「運動」「競馬/ウマ娘」「映画(観る側)」「創作(つくる側)」が中心だったように感じる。


・サウナ

春頃からどハマり。週に1度は行っている。サウナに関してはまたどこかで書くかも。


先日雪がちらつく中でサウナ後の外気浴を敢行したら凍死しかけた。あのまま死んだ方がよかったかもな。



・運動

夏頃からジョギングとプランクを始めた。地味に続けていたら地味に痩せた。



・競馬/ウマ娘

パワプロシャニマスのゲームシステムを面白いと感じるのであれば高確率でウマ娘にハマると勝手に思っている。マンハッタンカフェがかわいい。


競馬はウマ娘の影響と、過去の父からの影響が半々。ウマ娘から久しぶりに競馬を見てみようとなったとき「自分が小学生の頃に父親が競馬にハマっていたな」とエモくなった。この前の有馬記念に伴い競馬エイトを買ってさらにエモ。増井さんとか居たわ~。


そこまで大した額は賭けていないが楽しめることには違いないので、来年もたぶん続ける。現状トータルでは負けていると思う。正確な収支を計算していない。


たぶん徐々に賭ける額が大きくなっていくんだろうな。



・映画

気になったものを観るくらいの習慣(習慣か?)はついた。インプットの方法のひとつとして、今後も気になった映画は積極的に観るようにしたい。



・創作

まぁ趣味のひとつとして。



【まとめ】

幸いなことに、極端に嫌なことは起きなかった1年だった。


もちろん小さなものであればいくらでもあったのだろうが、今はパッと頭に思い浮かばない。逆に言えばその程度のことしか起きていないということかもしれない。


2017~2019年あたりは本当に下痢クソみたいな時間を過ごしていたので、おそらくその分の帳尻を合わせるかのように、人生という曲線が緩やかに反動している。


今年は例年に比べれば平和でした。


よかったね。



【総括】

負け

2021.12.14_前進

「Undertale」をクリアした後に「DELTARUNE」をプレイすると、最初の通常戦闘のシーンで感動にも近い衝撃を受けませんか? 自分は受けました。


deltarune.jp


ちょっと前に DELTARUNE の Chapter 2 がリリースされたのでプレイした。久しぶりに「ゲーム」をしているという感覚を味わうことができた。ちゃんと前作のGルート的なルートもあるんだね。


自分はプレイヤーを対象にした、いわゆるプレイヤーに直接的に干渉してくるようなメタ的な演出・展開は嫌いではない。これはこのブログでも前に書いたような気がする。


どちらかと言えばむしろ好きと言ってもいいのだけれど、例えばプレイヤーの選択した行動をゲーム内のキャラクターに批判されたりすると、どうしても「そんなもんお前らを生み出した開発者に言えよ」となってしまう。


ゲームの中で「そうした」のはプレイヤーだけど「そうさせた」のは開発者なんだよな。


だからプレイヤーではなく開発者メタのゲームはないのだろうか、と考えたりもする。あったらやってみたい。けれどもうその設定自体が矛盾してしまっているような気がするな。


周囲に対して「男性恐怖症」というかなりの強度の持つ単語をあまりにも軽々しく使ってしまうのにも関わらず、旦那や彼氏には惜しげも無く股を開いているタイプの女さん、久しぶりに自分の身の回りで見た。


男避けだとしても言葉の選択が短絡的というか、浅慮が過ぎないか?


そういう人に一度でいいから「もしかしてオマ〇コも浅慮だったりしますか?」って聞いてみたいんだよな。マジで。


絵を描くのが上手い知り合いが欲しい。


労働が面倒になってきた。

2021.11.22_人事の靴を舐める準備

映画「サマーゴースト」を見たかったので、見てきました。


summerghost.jp


つらつらと映画の感想を述べるだけの感受性や語彙力、そして自分なりの観点というものが培われていないので端的な表現になってしまうが、絵が綺麗で良かった。話も良い意味で簡潔にまとまっていた。


自分は上映時間が100分以上の映画を見ると必ず集中力が切れてしまう(身体の挙動の制御が効かなくなる)ので、あまり長い映画に没頭することができない。今後は短編アニメ映画を漁ってみてもいいかもしれん。


例としては新海誠監督の「言の葉の庭」くらいがちょうどいい感じです。「星を追う子ども」は長ぇ。あと合わねぇ。


また転職するのかみたいなサブタイトルだけど、まだ辞めない。


先月の残業時間が15時間だったが、それでも軽く「残業し過ぎじゃないか?」と注意された。このホワイト企業がよ。雇って頂きありがとうございます。靴舐めます。


給料は低いです。自分にとっては何ら問題ないですが。


どしたん?話聞こか?
あーそれは彼氏が悪いわ
俺ならそんな思いさせへんのに笑
また今度飲み行こ?
いやお前は妹みたいなもんやし
手出すわけないやん笑
じゃあ挿れるで


自分が感じているままに、自分のことに関する文章を書こうと思ったのだけれど、あまりにもメンヘラチックになるので敬遠している。


ちなみにこれは俺の嫌いな「そんなことないよ」待ちではない。誰も言ってこないであろうことはすでに分かっているし、言わなくていい。


ただメモ帳に書くのじゃダメなんだよ。誰かに向けていることを想定しないと“感情“が込められねンだわ。