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鳥貴族、最強かもしれん。鳥貴族、ヤバない?
何がヤバいって、貴族を名乗ってんだぜ。たかが鳥畜生チェーン店ごときがさ。
↑ヤバない?
今まで酒をほとんど飲まない生活を送っていたが、酒で気分を晴らしたいという目的で鳥貴族へと向かうことが増えてきた。いわゆる酒に逃げるというか、アルコールに救われるような感覚を味わってみたいがために、だいたい月2~3回は行くようになっている。
鳥貴族はいいぞ。
安い、早い。焼鳥も美味しい。Wi-Fi環境も整っている。だからひとりで行くときはタブレットなどを持ち込み、カウンター席で酒を飲みながら映画を観るなんてこともできる。
ということで、この間は鳥貴族で「戦場のメリークリスマス」を観た。坂本龍一やビートたけしが出演しているけっこう昔の映画で、楽曲こそ知っているものの、映画の本編は何だかんだで観たことがなかった。
メリークリスマス。メリークリスマス、ミスターローレンス。
生ビールを飲み干す。追加で酒を注文する。
メリークリスマス。メリークリスマス、ミスターローレンス。
酒を飲み干し、焼鳥を口に運ぶ。次第に「俺はなんでこんなくだらないことをしているのか」という自己嫌悪に陥る。
酒に酔って興奮したような他の客の声も、30分前にタッチパネルで注文した鶏釜飯も、タブレットの画面に映っているデヴィッド・ボウイの演技も、それを観ている自分自身も、それらは確かに本物のはずなのに、そのすべてが下らない紛い物のように感じる。これが酔っている状態なのだとすれば、酒という飲み物はきっと俺に何も良い影響を与えない。
耳に嵌めたイヤホンから流れてくる「戦場のメリークリスマス」の旋律だけが、自分の頭の中で延々と再生される。
メリークリスマス。メリークリスマス、ミスターローレンス。
酒は俺を決して救わないし、人生における逃げ道なんてものをご丁寧に作ってくれやしないんだよな。
ヤバない?
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遊戯王、いつの間に「生贄」って言わなくなったの?
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スパイダー騎乗位
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俺に黙ってスパイダー騎乗位してるんだろ?