さらば夢想の日々

脳をフル回転させ言うとんねん

花田優一に靴を作らせないための企画


Amazon prime videoにて新海誠の作品が何本か追加されたので、『秒速5センチメートル』と『言の葉の庭』を観た。どちらも以前に何度か観たことはある。秒速5センチメートルに関しては小説の方が心情などを細かく描写しているので、そっちも読んだ方が良いと思います。


言の葉の庭に登場するタカオの年齢は15歳の高校生、そしてユキノ先生が27歳という設定らしい。初めてこの作品を観たとき自分は大学生で18歳とか19歳だったはずだ。年齢もタカオの方が近く、まだそちらのほうに感情を向けながら観ていたと思う。


ところが現在自分は24歳で、もうユキノ先生の方に年齢が近くなっている。精神的に追い詰められて27歳で退職し、実家に戻って、じゃあその後どうしていくべきなのかとか、そもそも辞めてから自分に何ができるのかとか、叶わない自己実現だとか、不透明な未来だとか、今になって観るとその全てを生々しく感じてしまった。結局ユキノ先生はその後も教師を続けるわけだが。


そういう設定を、自分を取り巻いている現実と重ねてしまい「ア゛ッ」となりました。大学生だったときには知らなかったこの感情。新海誠はすごいね。


それにしても「(人生の)歩き方がわからなくなっちゃった」っていう台詞、今聞くとまあまあ刺さるな。休職してた頃の俺か? 人生の歩き方なんて自分には今も分からない。これから歩き続けられるのかどうかすらも。



『俺にはもうなにもない』界隈のみなさん...



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